科学と地球
ニュース一覧へ →御嶽山を国定公園に指定 山頂域は特別保護地区に
環境省は御嶽山(3067メートル)を国定公園に指定し、山頂域の164ヘクタールを特別保護地区に設定しました。火山地形や原生林、信仰に基づく文化景観が評価され、地域では防災対策の強化や観光回復への期待が出ています。
油井宇宙飛行士の帰国会見
国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を終えた油井亀美也さんが帰国会見を開き、米国のアルテミス計画を「新しい時代の幕開け」と述べました。2025年8月にISS到着、2026年1月15日に帰還し、累計滞在日数は300日を超えます。きぼうでの技術実証や補給船捕捉などの成果を振り返り、後進の育成に経験を生かしたいと語りました。
高山シャクナゲが都江堰で初開花
四川省都江堰市の華西亜高山植物園で、29年間の人工育成を経て高山シャクナゲ「凸尖杜鵑」が初めて開花しました。1997年に雲南省麗江で採取された種子を1998年に蒔き育苗した株が乳黄色の花冠で28輪をつけ、域外保全の記録更新や保護研究の資料になると報じられています。
御嶽山が国定公園に指定
環境省は御嶽山(長野・岐阜)を国定公園に指定し、国内58公園目としました。選定理由は県立自然公園であること、3000m超の独立峰、植生の連続性、自然と文化の融合の4点です。令和4年に国立・国定公園の候補に選ばれており、2014年噴火後の防災対策が進んだことが伝えられています。
三亜市が「ごみゼロ」世界20都市に選出
国連のゼロ廃棄物アドバイザリーボードが三亜市を世界の「ごみゼロを目指す20都市」に選出したと通知しました。観光に伴う廃棄物増減を踏まえ、ホテルや観光地でのプラスチック禁止や分別、循環型処理施設の集約などを進めています。
アルテミス計画、山崎直子・古川聡に聞く
米主導の有人月探査アルテミス計画の第2弾は月周回を果たし、現在は地球へ帰還する軌道を飛行しています。記事ではオリオンの人類最遠地点更新や、日本の宇宙開発に関わった山崎直子氏と古川聡氏が計画の意義や成果について語った点を伝えています。
萩原利久、月9『サバ缶、宇宙へ行く』出演
萩原利久がフジ系月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』に出演し、JAXA宇宙飛行士の奥山亨を演じます。原案は福井の水産高校生が開発したサバ缶がJAXA認証を受け、ISSで食された実話をもとにしており、4月13日スタートです。神木隆之介らも主要キャストに名を連ねます。
化学的に原始的な恒星が見つかる
国際研究チームが、化学的に最も原始的とされる恒星「SDSS J0715-7334」を報告しました。金属含有量は太陽の約0.005%と極めて低く、第二世代に相当する遺物とみられます。観測はSDSSカタログの絞り込みと2025年4月のマゼラン望遠鏡での追観測、ガイアのデータも活用して行われました。
岩合光昭さんの幼少期と動物との出会い
写真家・岩合光昭さんが幼少期の体験を振り返ります。父に連れられた動物園や水族館での記憶、カマキリの孵化や柴犬コロに腕をかまれた出来事が、動物の気持ちを考える契機になったと語っています。
英語学習は認知的にほぼ不可能と今井むつみ氏
認知科学者の今井むつみ氏は新刊『アブダクション英語学習法』で、英語学習の難しさを認知科学の視点から指摘しています。記憶の脆弱さやスキーマによる誤解を挙げ、「記号接地」を鍵にAIを活用した学習法を提示しています。
4月の台風予想 関東東方を通過か
4月に熱帯低気圧が台風に発達する見込みで、本州南方から関東東方を通る予想です。海水温は平年より1〜2℃高く、10日は大雨や雷雨、18日以降に台風由来の雨が予想されています。気象庁の今後の発表が注目されます。
パンスターズ彗星、村上市で撮影される
非周期性のパンスターズ彗星が新潟県村上市で撮影されました。核を取り囲む青緑色のコマと淡い尾が確認され、国立天文台は今回が地球で観測できる唯一の機会とみています。地球への最接近は26日です。
オリオンの宇宙トイレ苦戦 アルテミス試験で知見蓄積
アルテミス計画の有人月周回で、オリオンの機内トイレに複数の不具合が確認されました。ポンプの自動停止や尿の排出系の不調が起き、乗員と地上が対応しつつ原因調査と今後の改良につなげようとしています。
月サンプルでたどる有機物の変化
中国の合同研究チームが嫦娥5号と嫦娥6号の月サンプルを分析し、窒素を含む複数の有機物を確認しました。小惑星や彗星による有機物の供給と、衝突や放射線での変化の痕跡が示されたと伝えられています。今後のサンプリング計画への示唆も報告されています。
シカ食害に竹敷き詰め対策
林野庁(和歌山)の職員が苗木の周囲に竹を敷き詰める仕掛けを考案し、約10年の実験で侵入防止の効果が確認されたと伝えられています。田辺市の実証地では約8割で森林が再生し、効果はおおむね2〜3年と報告されています。
アルテミス2、月周回の飛行始まる
米NASAのアルテミス2がケネディ宇宙センターから打ち上げられ、オリオンに4人が搭乗して約10日間の月周回へ向かいました。6日目に月の裏側を通り、地球から最も遠い地点に到達する見込みで、生命維持などのシステム確認が目的です。
スカパーJSAT、オリオンを追跡 月通信参入をにらむ
スカパーJSATは、米NASAの公募で選ばれたプロジェクトの一環として、有人月周回船オリオンからの電波を日本時間8日朝に受信しました。北海道・茨城・沖縄の3地点のアンテナで約37万キロ離れた月周辺からの信号を捉え、周波数変化から速度や位置の推定につながるデータを収集しています。
月の氷、15億年かけて蓄積か
米コロラド大学ボルダー校とワイツマン科学研究所の国際チームは、月南極付近の恒久的な影で氷が約15億年をかけて徐々に蓄積したと分析しました。NASAの月周回衛星のデータと影の継続期間に相関が見られ、将来の水資源探索の手がかりになる可能性があります。
フロン類排出の現状と課題
経済産業省と環境省の合同会議で、改正フロン排出抑制法の施行状況やフロン類の排出状況が報告されました。廃棄時の回収率低迷や使用中の漏洩が課題として指摘され、フロン類の用途や国際的規制の経緯にも触れています。
草津白根山、引き下げは慎重に
気象庁は8日、草津白根山(湯釜付近)について山体の膨張や火山ガスの変化が「少しずつ鈍化、停滞している」と説明しました。CO2の割合は高い状態が続いており、警戒レベルを1に引き下げる判断は「もう少し様子を見る必要がある」としています。火山性地震の発生状況や火口周辺おおむね1キロの警戒も示されています。
マリアナ諸島南東で熱帯低気圧発生
4月8日にマリアナ諸島の南東海上で熱帯低気圧が発生しました。日本列島は移動性高気圧で放射冷却による冷え込みや日較差が大きく、沖縄・与那国島で26.3度を観測しています。発達すれば台風4号になる可能性があり、過去には昭和31年に4月上陸記録があります。
火の山公園のゴンドラ 無償譲渡を募集
下関市は火の山公園で運行を終えたロープウェーのゴンドラ2機を市内在住者や市内に事業所がある法人・団体を対象に無償譲渡する募集を始めました。応募は5月19日までで、設置は市内で広く人目に触れることなどの条件が付いており、譲渡先は5月26日に決まる予定です。市のアンケートでは約8割が活用を希望し、約7割が市費投入に慎重との回答がありました。
小型原子炉は大丈夫?
小型原子炉(SMR)について専門家に取材しました。米エネルギー省のDOMEプロジェクトが早ければ2026年春に20MWの実用実験を予定している一方、核分裂と核融合で安全性や廃棄物、コスト面の課題が分かれています。将来的な普及には規制や監視体制が重要とされています。
福島・4月9日の天気といわきのマグロ
4月9日の福島は県内全域で良い天気が予想され、朝の冷え込みと日中の大きな気温差が見込まれます。各地で桜が見頃を迎え、あさっての雨の前に楽しめる見込みです。いわき市で珍しいマグロの水揚げが報じられ、今季の漁は漁獲枠の上限到達により停止となったと伝えられています。
福井の小型衛星FUSION-1、自律観測を実証
福井大学とセーレンなどが開発した超小型衛星FUSION-1が、軌道上でエッジコンピューティングを用いた自律観測の実証に成功しました。ニュース解析で観測地点を算出し、衛星上で電力予測や画像処理を行う一連の運用フローを確認しています。
巨大昆虫と酸素の謎
約3億5000万年前に羽幅70センチに達した巨大トンボ類の存在説明としての「高酸素濃度説」が見直されています。最新研究は飛翔筋と気管系を比較分析し、酸素濃度が直接の制約ではない可能性を示唆します。
鳥取に寄贈されたパーゴラ
大阪・関西万博のUAEパビリオンに設置されていたパーゴラが鳥取県に寄贈され、智頭杉を用いて鳥取砂丘こどもの国へ移設されました。3月31日にお披露目式典が行われ、平井知事らが出席しました。
オリオンが月の裏側から皆既日食を撮影
米NASAは、アルテミス2の宇宙船オリオンが月の裏側から撮影した皆既日食の写真を公開しました。手前の月が太陽を完全に覆い、約54分続き、コロナや暗い星が写っていると伝えられています。
温暖化と人口減の見通し
スパコンを用いた気候モデルの計算で、2100年に東京で最高43.3度など極端な高温が示されています。報告では、上昇を産業革命前比で2度以内に抑えるには2070年までにCO2排出をゼロにする必要があるとしています。モデル改良や他分野との連携が進んでいます。
アルテミス計画 国際協調の機会
NASAがオリオンを打ち上げ、米国とカナダの乗組員4人が10日間で月を周回する。日本は着陸船や探査車開発で関与し、月の水資源や宇宙条約をめぐる国際協調が改めて焦点となっている。
