科学と地球
ニュース一覧へ →小4が複素解析を学ぶ、素数の超難問に挑む
神奈川県の13歳、梶田光さんは小学4年で複素解析を学び始め、数学者の宮本憲一さんと名誉教授の飯高茂さんと議論を重ねています。大学レベルの書物を理解し、双子素数予想に関心を持っていると伝えられています。
NASA、有人月面着陸を1年延期
米NASAはアルテミス計画を変更し、来年予定だった有人月面着陸を2028年に1年延期すると発表しました。SLSの機体標準化や飛行頻度の確保を理由に挙げ、アルテミス2の延期も続いています。併せてJAXAの補給機HTV-X初号機はISS離脱後に3カ月の技術実証に入ったと伝えられています。
月でつくる住まい、レゴリス活用の研究
オハイオ州立大学の研究で、模擬レゴリス(LHS-1)をレーザー3Dプリントして硬化建材を得られると報告されました。耐放射線性や耐久性の見通しが示され、印刷品質は酸素濃度やレーザー出力などの条件に左右されるとされています。アルテミス計画などで現地資材調達の重要性が指摘されています。
線状降水帯の予測精度向上へ 気象庁がモデル高度化
気象庁は数値予報モデルの一部を高度化し、格子幅を従来の2キロから1キロに細かくして17日から運用を始めると発表しました。スーパーコンピューター「富岳」で開発し、3月18日にはアンサンブル予報の新運用も始めるとしています。
情報研、触角模倣で匂いを追うロボット
国立情報学研究所はカイコガが片側の触角だけで匂い源に到達する行動原理を解明し、これを応用したロボットを開発しました。室内外の実験で片側センサが故障しても探索性能を維持したと発表し、成果は学術誌npj Roboticsに掲載されています。
緊急地震速報がさらに早く N-net沿岸データ活用開始
気象庁は3月12日正午から、南海トラフ海底地震津波観測網「N-net」の沿岸システムの地震観測データを緊急地震速報に活用し始めました。整備は2025年6月に完了しており、四国沖〜日向灘の沿岸で最大約6秒、沖合と合わせると速報が最大で約20秒ほど早まる可能性があります。
月でサツマイモ育成を探る研究
鳥取大学の研究チームがJAXAのチャレンジ型研究として、月面の土壌(レゴリス)でサツマイモを栽培できるか検証します。鳥取砂丘の砂を模擬土壌として使えるかも調べ、契約は2月27日、予算300万円、期間1年です。
福島第1原発の廃炉とデブリ
東日本大震災から15年、福島第1原発の溶融燃料(デブリ)回収は緒に就いたばかりです。これまでの試験採取は極めてわずかで、今秋以降に3回目の試験が予定されています。廃炉完了の目標時期まで残り25年です。
福島第一原発の廃炉、見通せぬ先
東京電力福島第一原発の廃炉で、政府と東電は「2051年完了」を掲げていますが、多くの専門家が非現実的と指摘しています。燃料デブリの処理方法や廃炉の最終形も定まっておらず、松岡教授は社会の意思決定のあり方を問うています。
福島第一廃炉の見通し示せず
事故から15年、政府と東京電力は2051年の廃炉完了を掲げていますが、多くの専門家は実現が難しいと指摘しています。松岡俊二氏は燃料デブリの取り出しに70〜170年と試算し、最終形や処分先は現時点では未定と伝えられています。
ドクターストーンが筑波宇宙センターとコラボ
テレビアニメ『ドクターストーン』最終章第3クール(4月2日放送開始)が月面を目指す展開となることから、宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターとコラボが決定しました。描き下ろしビジュアル公開と、筑波の展示館「スペースドーム」で4月4日〜8月31日のコラボ展示が予定されています。
日本学士院賞に12人 後藤由季子氏ら
日本学士院は12日、学術上の優れた業績を顕彰する日本学士院賞に後藤由季子・東京大教授ら12人を選びました。後藤氏は細胞が外部刺激で増殖する仕組みの発見に貢献し、がん治療への道筋を開いたと伝えられています。他の受賞者は英文学や数学、物理学など幅広い分野の研究者です。
日本学士院賞に12人 後藤氏ら
日本学士院は12日、日本学士院賞に後藤由季子東京大教授ら12人を選んだと発表しました。後藤氏は細胞の増殖機構の発見に貢献し恩賜賞も授与されます。授賞式は7月に上野で開かれます。
農産物ライブ販売、品質課題
中国で農村の農産物をスマートフォン配信で売る動きが広がり、特産品や地域の物語を届ける利点が出ています。一方、規格の不統一やアフターサービス不足、誇張宣伝などの問題があり、2026年の中央一号文書や今年2月の規則で規範化を進める方針と伝えられています。
630℃火力ユニット、単体調整試験が完了
中国大唐集団は山東省鄆城で建設中の大唐鄆城630℃超々臨界1号機の単体設備調整試験が3月10日に完了したと伝えています。今後は全体連係の試運転を経て送電網接続と商業運転開始を目指すとされています。
航空宇宙が新興支柱産業に
中国の政府活動報告で航空宇宙産業が初めて国家の新興支柱産業に位置付けられ、衛星インターネットの発展加速が明記されました。2030年を目標とする月面着陸計画や低軌道コンステレーションの構築、再利用ロケットの試験成功などが報じられています。
看板のない算数教室の学び
入江さんと望月さんは、感動を伝えることを出発点に数学教育を行っています。CTや心電図の実例で数学の実用性を示し、行列や微積分といった基礎原理を重視する学びの重要性を語っています。2032年実施予定の学習指導要領の改訂にも触れられています。
宇宙での心身の健康
朝日宇宙フォーラムで、アルテミス計画を背景に宇宙での生活と心身の健康管理が議題になりました。米田あゆ氏の講演や土井隆雄氏、中川翔子さんらのパネルで、長期滞在に向けた課題や民間の宇宙旅行の現状が話されました。
中国で網区を越えたグリーン電力取引
広州・北京の電力取引センターを通じ、広西と雲南からのグリーン電力が3月6日から31日まで市場取引で華東地域へ送電されます。取引量は3億1400万kWhで、風力が90%、太陽光が10%を占めると報じられています。
ゲミンガ周辺の電子加速限界、約100TeVと特定
チベットASガンマ実験の解析で、地球から約800光年のパルサー「ゲミンガ」周辺に広がるガンマ線ハローのスペクトルに約100TeV付近の急減(カットオフ)が確認され、電子の加速上限が約100TeVであることが示されました。周辺の拡散係数が銀河平均より小さい点も報告されています。
クマ遭遇 背を向けて走るのは避けたい
山でのクマ遭遇について、データと事例を整理した報告です。南関東では通常の登山道を通る人の被害は少なく、渓流釣りやトレイルラン、バリエーションルートなど人が少ない場所や速い行動で鉢合わせになる例が多いと伝えられています。遭遇時はクマを驚かせないことが重要で、背を向けて走ることは危険とされています。
岡山市の高層ビルでハヤブサが捕食
岡山市北区の山陽新聞社本社ビルで5日、ハヤブサが20階のひさしでハトとみられる鳥を捕食する様子が社員に撮影されました。ハヤブサは環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に分類され、都市部で繁殖する例も報告されています。
原子振動でテラヘルツ光検出
東京大学と理化学研究所の共同研究で、強誘電体SbSIにおいてフォノン励起がテラヘルツ光から大きな光起電力を生むことを実験的に示しました。周波数応答と変換効率を定量化し、性能指数が既報の中でも最大級であることを確認し、高効率デバイス開発への道を示しています。
木星探査機JUICEが恒星間彗星を撮影
木星を目指す探査機JUICEが、太陽系外から来訪した恒星間彗星3I/Atlasを撮影しました。搭載カメラで多数の画像を取得し、組成に関するデータも収集。欧州宇宙機関(ESA)が解析結果を3月末に公表する予定です。
南海トラフで緊急地震速報が最大6秒早く
気象庁は12日から、南海トラフ向け海底観測網「エヌネット」の沿岸側18地点の地震計データを緊急地震速報に活用すると発表しました。活用により速報の発表が最大で約6秒早まるとされ、沿岸側と沖合側を合わせた36カ所の地震計・津波計が気象庁の情報に組み込まれます。
南海トラフの海底観測網、沿岸地震計18台を運用開始
気象庁は海底観測網N-netの沿岸に設置した地震計18台を12日正午から運用開始すると発表しました。これにより四国〜日向灘沿岸の地震で緊急地震速報が最大6秒早まる可能性があるとしています。沿岸側は観測データの精度を検証しての運用移行です。
極限微生物は衝突破片で惑星間移動する可能性
ジョンズ・ホプキンス大学の実験で、耐性菌デイノコッカス・ラディオデュランスが1.4〜2.4GPaの衝撃下でも高い生存率を示したと報告されました。査読誌PNAS Nexusに掲載され、天体間の生命移動や現在の惑星保護基準への影響が指摘されています。
核融合実験炉の内部、人工太陽の舞台裏
ナショナルジオグラフィックの写真家がドイツ・グライフスバルトのマックス・プランク研究所にある実験炉ヴェンデルシュタイン7‑Xの内部を見学しました。炉はプラズマを1億℃以上に加熱し、超伝導磁石(約−269℃)で磁場閉じ込めする仕組みです。将来のクリーンなエネルギー供給への期待が説明されています。
緊急地震速報、最大6秒早まる
気象庁はN-netの沿岸側海底18地点の地震計データを3月12日から緊急地震速報に活用すると発表しました。速報の発表が最大で約6秒早まる可能性があると伝えられています。
東大、未知の量子から最適な仕事を取り出す操作を証明
東京大学の研究チームは、未知の対称量子状態について事前情報がない状況でも、同一状態が多数ある場合に最適な仕事取り出しを達成する単一の熱力学操作の存在を構成的に証明し、Nature Communicationsに報告しました。
