科学と地球
ニュース一覧へ →キタブタオザル、瀾滄江で群れを確認
雲南省の瀾滄江自然保護区で、赤外線カメラが国家一級保護のキタブタオザルの群れを鮮明に撮影したと確認されました。個体は壮健で群れ構造が安定しており、生息環境の改善を示す証拠と伝えられています。
中国の節水が描くグリーン発展
中国は一人当たりの水資源が世界平均の約35%で、持続可能な発展の柱として節水を重視しています。政策や技術で節水関連産業が拡大し、市場規模は約7600億元、27年に1兆元規模に達すると予想されています。
19日 西から天気回復、3連休前半は行楽日和
18日夜から19日の朝にかけて東北〜九州で雨が広がりましたが、前線は東へ離れて西から天気が回復します。20日は高気圧に覆われて晴れる所が多く、21日もおおむね良好。ただ22日以降は前線や低気圧で再び雨の多い日がありそうです。
トカラ列島で新種ムシクイを確認
鹿児島県トカラ列島のムシクイが、伊豆諸島のイイジマムシクイとは約280万〜320万年前に分岐した別種と判明し、新種「トカラムシクイ」として記載されました。DNA解析とさえずり比較が根拠で、研究はPNAS Nexusに掲載されています。
トカラ列島で新種の鳥を確認、トカラムシクイ命名
山階鳥類研究所などの研究チームは、トカラ列島のムシクイ科を新種「トカラムシクイ」と発表しました。全長約12cmで、イイジマムシクイと似るものの鳴き声やDNA解析で280万~320万年前に分岐と判明し、国内での新種確認は45年ぶりです。生息地が狭く個体数が少ないと考えられ、保護が課題とされています。
リュウグウで核酸塩基5種を確認
JAMSTECなどの研究チームは、リュウグウ試料の高精度分析でアデニン・グアニン・シトシン・チミン・ウラシルの5種すべてを検出したと発表しました。HPLC/HRMSとCE/HRMSで交差検証し、6-メチルウラシルやヒポキサンチンなどの含窒素有機分子も同定しています。
三菱電機と東京科学大、ハイブリッドブロックチェーンを開発
三菱電機と東京科学大学は、環境価値取引の信頼性を確保するハイブリッドブロックチェーン技術を世界で初めて開発したと発表しました。水素やCO2、合成燃料の変換価値とその履歴を改ざん困難な形で記録・管理し、既存の非化石証書やJクレジット、I‑RECなどの制度と関連して活用される可能性があると伝えられています。
漢中トキ保護区でクロヅルを初確認
陝西省の漢中トキ国家級自然保護区で、今年の漢江水鳥調査中にクロヅル1羽が初めて確認されました。漢江流域の湿地は越冬する渡り鳥の重要な生息地であり、保護区は調査とモニタリング、啓発活動を強化する計画と伝えられています。
アカモズ、レッドリストで評価上昇
環境省はレッドリストを改訂し、長野県内の果樹園で繁殖する渡り鳥アカモズの評価を「絶滅危惧ⅠA類」に引き上げました。国内の成鳥数は2019年の推定332羽から2022年に184羽に減少したと報告されています。
はやぶさ2の試料で全5種の塩基を検出
海洋研究開発機構などの研究チームは、はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウの試料からDNA・RNAを構成する5種類の核酸塩基(A、G、C、T、U)を検出したと発表しました。約20ミリグラムを解析した成果で、核酸塩基が宇宙で生成され地球に供給された可能性を裏付けるとされています。
春ドライブでしまなみ海道が人気
NEXERとジョイタスの全国1,036名調査によると、地域別にこの春行きたいドライブ先が分かれました。北海道・東北は富士山、関東や中国・四国ではしまなみ海道、近畿は淡路島、九州は阿蘇が上位に挙がりました(調査期間:2026年1月30日〜2月12日)。
脳細胞コンピューター、バイオデータセンター建設を計画
オーストラリアのコーティカルラボが、脳細胞を用いたコンピューターCL1を中心に据えた「バイオデータセンター」建設を計画しています。CL1は20万個のニューロンを育てるチップを搭載し、従来のGPUサーバーより消費電力が小さいとされています。メルボルンで120台、シンガポールでまずは20台の試験導入を想定していると伝えられています。
レッドリスト改訂でタンチョウ・トキのリスク下がる
環境省が6年ぶりに鳥類・爬虫類・両生類のレッドリストを改訂しました。タンチョウやトキは保全活動で評点が下がり絶滅危惧種から外れるか順位が下がった一方、ニホンイシガメなどは新たに絶滅危惧種に入りました。
リュウグウで核酸塩基全5種確認
海洋研究開発機構などの研究チームは、リュウグウの試料からDNA・RNAに必要な核酸塩基の5種すべてを検出したと発表しました。ベンヌでの発見も踏まえ、生命の材料が太陽系内で広く存在することを示唆すると論文は述べていますが、リュウグウに生命があったことを示すものではないとしています。
映画ドラえもん 海底鬼岩城が深海へ
1983年作『のび太の海底鬼岩城』が40年以上を経て『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』として上映中です。水田わさびら主要キャストのインタビューで、シリーズ初の4D上映や進化した海の映像表現、冒険と優しさを重視した作りが語られています。
ナトリウムイオン電池の充電過程を解明
総合科学研究機構や東北大学の研究で、ナトリウムイオン電池の負極材ハードカーボンへのナトリウムの入り込み方が原子レベルで観察され、吸着・層間挿入・隙間充填の三段階が確認されました。材料設計に役立つ可能性があります。
京大で最先端研究に触れる 中高生ら700人参加
京都大附置研究所・センターの第21回シンポジウムが15日に開かれ、オンライン含め中高生ら約700人が参加しました。木質バイオマスやホウ素中性子捕捉療法、数学や経済の研究者らが分かりやすく講演し、パネル討論も行われました。
月面住宅の設計が進む時代、天井は6倍に?
宇宙ビジネスの盛り上がりを背景に、月面居住の設計議論が再燃しています。国際宇宙ステーション(ISS)は長期滞在の実績があり、月面での恒久居住はまだ実現していません。アルテミス計画は2028年ごろの着陸を目指しています。
単成火山と暮らしへの恵み
単成火山は数日〜数年の一度の噴火で山体をつくる火山で、但馬の神鍋火山群や玄武洞の溶岩が地形や石材利用に関わってきたことを紹介します。複成火山(富士山や三瓶山)との対比も示しています。
ケルヒャーの日本戦略、農業と産業に着目
ケルヒャージャパンの挽野元社長が就任後初めて記者会見を行い、2026年の業務用製品戦略で農業と産業を重点分野に据える方針を示しました。温水高圧洗浄やロボット化、ノンケミカル洗浄剤などで衛生と省力化を目指し、農業分野の市場シェアを2030年に30%へ拡大する計画を明らかにしました。
Atg2が媒介する細胞内の脂質移動を可視化
東京大学と北海道大学の研究で、脂質に入り込む蛍光色素R18を生きた細胞に導入し、Atg2が小胞体と隔離膜の間で脂質を双方向に輸送する様子を顕微鏡で観察しました。飢餓時は小胞体から隔離膜へ、オートファジー停止時に逆方向の流れが確認されています。
筑波で「筑波研究教育機構」設立へ
筑波研究学園都市の約25の研究機関が「筑波研究教育機構(仮称)」を設立する方針を固め、23日に構想協議会を発足します。筑波大や国立研究所、製薬企業などが参加し、材料・半導体・量子・AI・創薬などで実証実験から社会実装まで連携する計画です。
太陽の銀河大移動に兄弟星の存在示唆
都立大と国立天文台の研究チームは、ガイアの分光カタログGSP-Specを使い太陽双子星6594天体の高信頼度カタログを作成し、観測偏りを補正した結果、太陽と同世代に相当する約40~60億年前に生まれた類似星が近傍に多数いることを示しました。
東京都のHTTで電力の「へらす・つくる・ためる」
東京都は電力を「H(へらす) T(つくる) T(ためる)」のHTTアクションを展開しています。家庭での節電や太陽光導入、蓄電・V2Hの活用、出光興産のapollostation Type Greenやidemitsuの節電・EV充電プログラム、東京ゼロエミポイントの活用例が紹介されています。
生きたマウスの脳を観察 屈折防ぐ試薬
九州大学の研究チームは、光の屈折や散乱を抑える低毒性の試薬を開発し、アルブミンを加えて生きたマウスの脳を事実上透明化しました。多光子励起顕微鏡で表面から700マイクロまで観察でき、脳機能の理解や薬剤探索につながる可能性があると伝えられています。
マプングブエと隠された金細工の歴史
南アフリカの世界遺産マプングブエは、10〜14世紀に栄えた南部アフリカ初の王国の都の跡です。1932年の発掘で精巧な金細工が見つかりましたが、当時の人種差別的な状況で首都プレトリアの倉庫に約60年保管されていたと伝えられています。こうした発見は地域史の再評価につながっています。
柴田町で花見前の河川敷清掃
宮城県柴田町の船岡城址公園周辺と白石川河川敷で、住民やボランティア約500人が花見前に空き缶やペットボトルなどを拾う清掃を行いました。しばた桜まつり実行委が中心で、桜まつりは4月3日開催予定です。
南海トラフは2030年代、首都直下は時期不明
京都大学名誉教授の鎌田浩毅氏は南海トラフ巨大地震を2035年前後(2030年代)に起きると予測し、海溝型と活断層の違いを解説しています。想定される被害規模や、首都直下地震は時期を特定できない点も述べられています。
南海トラフ地震は2030年代の可能性
京都大学名誉教授の鎌田浩毅氏は、南海トラフ巨大地震を2035年前後(前後5年)に起こる可能性が高いと述べています。一方、首都直下地震は活断層の影響で発生時期が特定できず、明日か50年後かもしれないとしています。
獺祭の醪、本社に帰郷 宇宙醸造へ一歩
獺祭が国際宇宙ステーション「きぼう」で醸造・冷凍保存した醪が13日、岩国の本社に到着しました。24日に解凍して清酒にし瓶詰めする日程で調整しており、売上金は国内の宇宙開発事業に寄付する予定と伝えられています。
