科学と地球
ニュース一覧へ →気泡と音波で洗う技術
コーネル大学の研究チームは、直径約0.6ミリの微細気泡と低周波音波を組み合わせた水中洗浄法を検証しました。トマトなどを対象に、気泡や水だけの洗浄に比べて野菜の汚れを最大で90%除去できたと伝えられています。成果は学術誌Dropletに掲載されました。
印刷技術が拓く医食の未来
印刷技術を基盤にTOPPANはがんの個別化治療と培養肉の研究を進めています。大阪大と開発した3D培養「インビボイド」で患者由来組織を再現し、薬剤の効果を評価します。厚労省申請や米国展開、培養肉の収益化は2031年以降を見込んでいます。
春秋:宇宙旅行の夢と現実
物理学者・中谷宇吉郎が1953年に宇宙旅行を称賛し、実現すれば戦争の悪夢に対する清涼剤になると書いた点を取り上げています。記事はその数年後のスプートニク打ち上げや、最終的に1969年のアポロ11号月面着陸にも触れています。
東北大とソフトバンク、防災AIを開発へ
東北大学の災害科学国際研究所がソフトバンクと共同で防災特化型AIを開発します。26年度から3年計画で共創研究所を設立し、震災の記録や観測データを学習させ、行政や研究機関などの利用を想定しています。
白亜紀前期の大型恐竜足跡
モンゴル北部サイジュラハの白亜紀前期(約1億2千万年前)地層で、縦7メートル横5メートルの範囲に31個の大型恐竜足跡が見つかりました。歩幅などから肉食竜5頭、草食竜2頭と推定され、中央アジア北部の化石記録の空白を埋める発見とされています。
アルテミス計画で日本が技術貢献
米NASAはオリオン宇宙船を打ち上げ、10日間の月周回飛行に向かいました。アルテミス計画で日本は機器提供や電波受信などで協力し、JAXAとトヨタは2031年想定で探査車「ルナクルーザー」を開発、現役日本人飛行士が関わる可能性があると伝えられています。東京大の装置も月面で内部構造を調べる予定です。
名大の両面発電型太陽電池、長期実証へ
名古屋大学はSWCNT薄膜透明電極を用いたペロブスカイト太陽電池(CNT-PSC)の大面積・長期耐久実証を大阪メトロ本社で2026年3月から約1年実施します。27枚の10cm角セミモジュールで屋外・室内光下の発電特性と信頼性データを取得する計画です。
久慈でイグアノドンと角竜の歯化石を発見
岩手・久慈層群(約9000万年前)で共同発掘により歯化石5点が見つかり、4点がイグアノドン類、1点がネオケラトプシア類と確認されました。白亜紀の久慈で鳥盤類の多様性が示唆されます。
アルテミスIIにルネサスの耐放射線IC採用
有人月周回ミッション「アルテミスII」が2026年4月2日に打ち上げられ、ルネサスの耐放射線IC(旧Intersilブランド)がオリオンとSLSの複数サブシステムに搭載されたと発表されました。これらは電力制御や信号維持、機上計算を支援するとしています。ミッションは10日間の月フライバイを予定しています。
月周回へ アルテミス計画の打ち上げ成功
米NASAは4人が乗るオリオン宇宙船をフロリダのケネディ宇宙センターから打ち上げ、ロケット分離後に自力飛行へ移行したと伝えられています。これはアルテミス計画の一環で、月周回の10日間ミッションは月の裏側上空まで到達する見通しで、今回は着陸を伴いません。
ジャイアントパンダ公園で初のオオカミ記録
ジャイアントパンダ国家公園の雪宝頂エリアで、赤外線カメラ映像から1月23日のオオカミが確認されました。保護区で鮮明な記録は初めてで、生態系や生物多様性の把握に寄与するとされています。観測網の整備で未確認個体が明らかになる可能性があります。
近畿のお花見日和 3日は花粉大量、4日は荒天、5日は25℃近く
近畿の週末(3〜5日)は日ごとに天候のポイントが変わります。3日(金)は晴れて日中は20℃超となる所が多く、ヒノキ花粉の飛散がピークで「極めて多く」なる予想です。4日(土)は低気圧の影響で雨や風が強まり、兵庫・和歌山で暴風や波浪の警報発表の可能性が「中」と伝えられています。5日(日)は日差しが戻り最高気温が25℃近くに達する見込みです。
アルテミスII打ち上げ オライオン月フライバイ
約半世紀ぶりの有人月飛行ミッション「アルテミスII」が日本時間2026年4月2日に打ち上げられ、4人のクルーを乗せたオライオンが約10日間の月フライバイに出発しました。生命維持やランデヴー技術の実証が主目的で、得られるデータは今後のアルテミス計画につながる見込みです。
アルテミス計画と日本の関わり
アルテミス計画は米国主導の月探査で、軌道上のゲートウェイや月面基地を拠点に月帰還と2030年代の火星有人探査をめざします。アルテミス1は2022年無人、アルテミス2は2026年2月に有人で月周回、アルテミス3で2028年までの月面着陸が予定され、日本人の月面着陸が決まっています。
有人月周回飛行へ オリオン打ち上げ
米NASAは4人を乗せた宇宙船オリオンをフロリダから打ち上げ、53年ぶりとなる10日間の有人月周回飛行を開始しました。機器の動作確認を目的とし、月の裏側上空まで到達してアポロ13号の距離記録を更新する見通しです。
アルテミス有人月周回の意義
オリオンが日本時間2日に打ち上げられたアルテミス有人月周回は、月面で継続的に活動する体制や火星探査につながる技術を有人で検証する入り口と位置付けられます。背景にはアルテミス合意による活動ルールづくりと、中国の2030年までの有人月面着陸表明という米中の主導権争いがあると伝えられています。日本は有人与圧ローバーを提供し、日本人の月面着陸機会を得ると報じられています。
有人月周回へ アルテミス2打ち上げ
米航空宇宙局は4人が搭乗した宇宙船オリオンをケネディ宇宙センターからSLSで打ち上げ、約10日間で月を周回する計画です。月の裏側を通り、6日ごろに地球から40万キロを超える可能性があり、10日に太平洋へ着水する見込みで、無人のアルテミス1成功を踏まえ有人での運用確認を行うと伝えられています。
有人月周回飛行、NASA準備順調
NASAは約半世紀ぶりの有人月周回飛行について、打ち上げ準備が「とても順調」と説明しました。打ち上げは日本時間4月2日朝に予定され、4月1〜6日と30日に機会があるとされています。乗員はリード・ワイズマン飛行士ら4人で、月面着陸は行わず約10日間で帰還する見込みです。
社会科学論文、約3割で再分析の結果が変わる
米非営利団体COSは社会学や経済学などの論文を再分析し、約26%で当初の結論が変わると発表しました。コード添付で再現率が高まる傾向や、発表後の新データで結論が変わる例が報告されています。
病理診断はAIに任せられるか
国立がん研究センター東病院の石井源一郎科長は、顕微鏡で腫瘍の良悪性や広がりを見極める病理診断が手術中の判断や薬選び、再発予測に寄与すると説明しています。迅速診断や免疫染色、遺伝子解析を通じて標本を過去と照合する作業が続くと伝えられています。
FSP1阻害でがん細胞の自滅に前進か
学術誌ネイチャーに掲載された2件の研究で、フェロトーシス抑制タンパク質FSP1を阻害すると、マウスのがん腫瘍の成長が遅くなると報告されました。ハーバード大とNYUのチームは腫瘍縮小や生存期間の延長を確認した一方で、人間での有効性はまだ不明です。
4月の夜空案内 マップス彗星など
2026年4月の主な天文イベントをまとめます。月初めにマップス彗星(C/2026 A1)、下旬にパンスターズ彗星(C/2025 R3)が見え、2日には満月(ピンクムーン)があります。23日ごろはこと座流星群が極大と伝えられています。
地球低軌道で衝突の懸念
NASAは追跡可能な人工物が約4万~5万個あり多くは地球低軌道にあると推定しています。StarlinkやAmazon Leoなど大規模衛星群の計画が進み、科学者らは軌道上で衝突が起きる可能性を懸念しています。過去の衝突例や2025年のニアミスも指摘されています。
MMX探査機が種子島へ搬入完了
火星衛星探査計画(MMX)の探査機が三菱電機鎌倉製作所から専用船で種子島に運ばれ、種子島宇宙センターの第2衛星組立棟へ搬入されました。今後は同棟でシステムのプロトフライト試験を継続し、2026年度の打ち上げ、フォボス表面試料採取後の2031年度帰還をめざします。
米委、メキシコ湾の石油業者を規制対象外に
トランプ政権の絶滅危惧種委員会は31日、メキシコ湾の石油・ガス業者を絶滅危惧種保護法の適用対象から除外する提案を全会一致で可決しました。提案は国家安全保障やエネルギー供給の確保を理由に挙げられ、環境団体が裁判で無効を申し立てています。
ドームが自然共生サイトに認定
環境省は大和ハウスプレミストドーム(札幌市)を自然共生サイトに認定しました。緑地の維持で鳥やチョウ、トンボの確認種数が増加し、全国の認定は569か所、道内は33か所になっています。
春休みふれあいどうぶつ園、アイシティ21で開催
長野県山形村の商業施設アイシティ21で「春休みふれあいどうぶつ園」が開かれており、31日は親子連れでにぎわいました。5日までの期間中、15種類の動物が出迎え、コアリクイやハリネズミ、リスザル、ウサギ、ミニチュアホースの「よしのぶ君」などが登場しています。塩尻市の小学生は撮影を終えて「緊張したけどかわいかった」と話しています。
地球の自転、温暖化で遅くなっている可能性
ウィーンとチューリッヒの研究チームは古気候の海面データを解析し、2000〜2020年の間に1世紀あたり約1.33ミリ秒分だけ1日が長くなる傾向を推定しました。氷床や氷河の融解による質量再配分が影響していると報告されています。
SINRAに南伊勢町のブルーカーボン登場
paramitaの環境価値NFTプロジェクト「SINRA」に、3月27日から三重県南伊勢町のブルーカーボン・クレジットが追加されました。SEA藻や紀北町と連携しNFT販売を始め、藻場再生活動と資金循環の構築を目指すとされています。
火星滞在と重力の課題、マウス実験が示す示唆
JAXAと筑波大はISSの装置を使ったマウス実験の成果を発表しました。0.33Gでは筋萎縮は軽減するが握力低下や筋繊維の速筋化が残り、0.67Gでは筋機能がほぼ保たれる傾向が示されました。血中代謝産物も重力に応じて変化していました。
