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蛇紋岩植物生育地が自然共生サイトに
要約
高知市布師田の蛇紋岩植物生育地が国の自然共生サイトに認定されました。産業団地整備に伴う移植や種子保存、外来種駆除などの保全活動が評価され、希少植物21種(うち県や環境省のレッドリストにある絶滅危惧種19種)が確認されています。保全は任意団体の土佐植物研究会に引き継がれました。
本文
高知市布師田の蛇紋岩植物生育地が、民間の保全が図られている区域を国が認定する自然共生サイトに選ばれました。もとは蛇紋岩の採石場で、2018年に県と市が産業団地として開発することになった経緯があります。土佐植物研究会や高知大植物生態学研究室などが協力し、移植や種子保存、工事計画の変更を含む保全に取り組んできました。開発工事は2020〜2023年に行われ、今年3月末で事業は終了しています。
報じられている点:
・国の自然共生サイトに認定されたこと
・生育地には希少植物21種があり、うち19種が県や環境省のレッドリストに登録されていること
・もともと蛇紋岩の採石場で、2018年に産業団地開発が決まったこと
・保全のために植物の移植、種子保存、工事計画の一部変更などが行われたこと
・工事終了後も観測や外来種駆除を続け、保全活動を土佐植物研究会などに引き継いだこと
まとめ:
今回の認定は、産業団地整備と並行して進められた保全活動が評価された結果と伝えられています。県内では八つ目の認定であり、保全活動は任意団体に移されて継続されます。会員の高齢化が課題として挙げられており、今後の具体的な計画や公的なスケジュールは現時点では未定です。
