← ニュースAll
欧州委員長、ハンガリーの資金凍結解除で改革を要請
要約
フォンデアライエン欧州委員長は4月14日、ハンガリー次期首相となるマジャル氏と電話会談し、約170億ユーロの資金拠出凍結を解除するには迅速な改革実行が不可欠だと改めて求めました。回復・復興基金の一部は8月末で支払い請求権が失効する見通しで、マジャル氏は政権発足後すぐに改革に着手する意向を示しています。
本文
欧州委員会のフォンデアライエン委員長は4月14日、ハンガリーの次期首相となるティサ(尊重と自由)党のマジャル党首と電話で協議したと明らかにしました。会談では、EUがハンガリー向けに凍結している資金拠出の解除を巡り、速やかな改革の実行が必要だという点が改めて確認されました。EU側は法の支配の回復や欧州の価値観との整合を求め、投資を引き出すための改革を重視していると伝えられています。マジャル氏は資金凍結解除を最優先課題に掲げ、政権発足後に改革を進める意向を示しています。
主な報告点:
・フォンデアライエン氏とマジャル氏が4月14日に電話で協議した。
・EUはハンガリー向けの資金拠出約170億ユーロを凍結している。
・そのうち回復・復興基金(RRF)関連の約100億ユーロは8月末で請求権を失う見通しである。
・欧州委員会は法の支配の回復や欧州的価値観との整合を迅速な改革課題として挙げた。
・マジャル氏は5月中旬の政権発足後、資金確保のための改革実行を優先する姿勢を示している。
まとめ:
今回の会談はハンガリーとEUの関係修復が資金拠出解除の前提である点を明確にしました。経済的な影響は大きく、回復・復興基金の請求権期限が8月末に迫っているため、ハンガリー側の動向が注目されます。政権発足は5月中旬と見られており、その後の具体的な改革実行状況が今後の焦点になります。
