← ニュースAll
肺動脈性肺高血圧症に新薬登場
要約
肺動脈性肺高血圧症の治療で、昨年発売のソタテルセプトは血管壁の細胞増殖を抑える作用があり、臨床試験で死亡や肺移植のリスクが約76%低下したと報告されています。副作用や高額な薬剤費、指定難病による負担軽減も記事で伝えられています。
本文
肺動脈性肺高血圧症は、肺へ血液を送る肺動脈の内側が狭くなり血流が悪くなる病気で、息切れなどの症状が出ます。詳しい発症機序は不明で、国の指定難病として約4906人が認定されており、診断までに時間がかかる場合があると報じられています。従来は複数の薬剤を組み合わせて治療し、効果が乏しければ肺移植が検討されることがあります。昨年8月に新薬ソタテルセプトが登場し、治療の選択肢が広がったことが話題になっています。
報じられている点:
・ソタテルセプトは細胞の異常増殖を抑える作用があり、主に比較的重症の患者を対象に従来薬と併用して3週間に1回の皮下注射で投与されます。・海外の臨床試験では、死亡や肺移植が必要になるなどの主要なリスクが約76%減少したと報告されています。・副作用として胃腸の出血などが報告されており、安全性の観察が必要とされています。・1回の薬剤費は約108万〜約144万円とされますが、指定難病の制度により患者の自己負担は月額上限で抑えられると伝えられています。
まとめ:
新薬の登場で治療の選択肢が広がり、臨床試験では重大なリスクの低下が示されています。副作用や薬剤費の面も報じられており、今後の長期的な効果や追加の公的発表は現時点では未定です。
