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早い成長と少花粉の杉14品種、日立で開発
要約
森林総合研究所林木育種センター(日立市)が、成長が早く花粉量が少ない特徴を併せ持つ杉を14品種選抜しました。新品種は28年春から苗木配布を開始し、花粉抑制と林業の省力化の両面での活用が期待されています。
本文
森林総合研究所林木育種センター(日立市十王町伊師)は、成長性が高く花粉量が少ない特徴を併せ持つ杉の品種を選抜し、14品種を整えています。これらはセンター内で苗木を挿し木で増やし、2028年春から各地へ配布する計画です。背景には、花粉発生源対策としての少花粉苗木の普及目標や、成長性の高い苗木を活用する政府の指標などがあります。新たに選抜された系統には、2014年度に農水相が特定母樹に指定した系列を含みます。
報じられている点:
・日立の林木育種センターが、成長が早く花粉量が少ない特徴を併せ持つ杉を14品種として選抜したこと。
・24年度に新品種「スギ林育2-273」を選抜し、25年度に13品種を追加して品種を拡充したこと。
・センターでは挿し木で苗木を増やし、2028年春に全国へ配布を始める予定であること。
・政府は少花粉苗木の生産割合や成長性の高い苗木活用の目標を掲げており、今回の品種開発はその要請と関連していること。
・成長が早まることで、現場では雑草刈りなどの再造林にかかる作業年数が短縮する可能性があるとされていること。
まとめ:
今回の開発品種は、花粉抑制と再造林の効率化という二つの目的に関わる話題です。センターは挿し木で苗木を育成し、28年春から採種園経由で全国に普及させる計画を示しています。現時点での普及の程度や影響の詳細は今後の取り組みと発表で明らかになる見込みです。
