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Google日本法人、NICTとAIで弱点検知
要約
米グーグル日本法人はNICTと協力し、AIが自律的にソフトの弱点を検知する「AIエージェント」を開発すると発表しました。自動車や医療機器などを対象に、グーグルのAI「ジェミニ」などを用いて解析を高速化する取り組みと伝えられています。併せてSLSAの政府クラウド採用も発表されました。
本文
米グーグル日本法人は13日、情報通信研究機構(NICT)と協力して、AIが自律的にソフトウエアの弱点を検知する「AIエージェント」を開発すると発表しました。発表は同日の有識者会議「ジャパン・サイバーセキュリティー・イニシアチブ」のシンポジウムで行われ、開発は安全が重要な分野のソフトウェア支援を念頭に進められるとしています。グーグルは開発基盤や要素技術を提供し、NICTのAIセキュリティ研究センターが開発を支援する形です。開発にはグーグルのAI「ジェミニ」やエージェント開発サービスを活用すると説明されています。
発表のポイント:
・AIエージェントが自動でソフトを解析し、サイバー上の弱点(脆弱性)を検出すること
・機能ごとに特化したジェミニをAIエージェントとして構築すること
・複数のAIエージェントで作業を分担し、解析を速める仕組みを想定していること
・対象分野は自動車や医療機器など安全性が重要な領域であること
・グーグルは技術基盤を提供し、NICTが開発支援を行うことおよびSLSAの政府クラウド採用の発表があったこと
まとめ:
開発段階で脆弱なソフトが混入すると大規模なサイバー被害につながる懸念があるため、AIによる弱点検知の取り組みは安全性向上の一助になるとされています。デジタル庁の担当者はSLSAの採用が供給網リスクに対する信頼の証明になると話しています。今後の具体的な運用方針や導入時期は現時点では未定と伝えられています。
