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マングローブの津波・高波減衰を数値化
要約
京都大学防災研究所などの研究グループは、マングローブによる津波や高波の減衰を数値化するモデルを開発しました。フタバナヒルギの根をレーザースキャンで3D化し、3Dプリントや水槽実験、数値シミュレーションで解析した結果、根の水没度合いや形状で減衰が5〜30%変わると示され、沿岸防災計画に役立つ可能性があります。
本文
京都大学防災研究所などの研究グループは、マングローブ林が津波や高波のエネルギーをどの程度減衰させるかを数値化するモデルを開発しました。マングローブは東南アジアや島しょ国などで防災機能が注目されており、2004年のスマトラ沖地震でも効果が確認されていますが、根の形状や水深で効果が変わるため定量化が課題でした。研究では現地種として知られるフタバナヒルギの根構造を詳しく計測し、実験とシミュレーションを組み合わせて検証しています。これにより沿岸部の防災計画の資料になる可能性がある成果が得られました。
