← ニュースAll
山火事延焼、ドローンで抑える研究進む
要約
室蘭工業大の廣田光智教授が、メチルセルロースを主成分としたゲル状消火剤と、AI搭載ドローンによる上空散布の研究を進めています。少量の水で延焼を抑えることを狙いとし、文部科学省の助成を受け現地調査や実証実験を計画しています。
本文
国内外で消火が難しい山林火災が相次いでおり、短期間で広範囲が焼失する事例が報告されています。こうした背景を受けて、室蘭工業大の廣田光智教授らが新しい消火剤と散布方法の研究を進めています。研究は上空からの散布で延焼を抑えることを主な狙いとしています。文部科学省の研究助成を受け、現地調査や今後の実証実験の計画が進められています。
報じられている点:
・ゲル状の消火剤を開発中で、主成分は食品添加物にも使われるメチルセルロースであるとされています。
・この消火剤は常温では粘性のある液体だが、熱で白く濁って固まり、冷えると元の液体に戻る性質があると説明されています。
・成分は水が大部分で分解されやすく、食品添加物の原料であるため安全性が高いと伝えられています。
・AIを搭載した多数のドローンで上空から散布する案があり、1機あたり5〜10リットル積載で、散水より水の使用量を抑えられるとされています。
まとめ:
研究は延焼抑止を重視しており、抑止が可能になれば残る火点を集中的に消火できると期待されています。文科省の助成を受けて現地調査が行われ、地元消防団と協力した実証実験を今後進める計画ですが、詳細な日程は現時点では未定です。
