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AIデータセンター、800V直流化と巨大UPS
要約
AI向けデータセンターの電力増加を受け、内部給電を415V交流から800V直流へ移す動きと、極めて大容量で複雑なUPS・蓄電装置の必要性が指摘されています。大容量のDC/DC変換やGPU負荷の短周期変動が課題と伝えられています。
本文
AIを支えるデータセンターの消費電力が増える中で、給電設計と電力装置の見直しが注目されています。記事では主に2点が挙げられており、1つはデータセンター内の高圧直流化、もう1つはUPSや蓄電装置の巨大化です。これらは消費電力の増大とGPU処理負荷の変動に対応するために必要な変更と説明されています。
注目される点:
・従来はラック手前まで415V交流で給電していたが、「Rubin Ultra」世代では800V直流を想定している点。
・電圧を上げることで同じ電力を供給する際の電流が減り、給電網での損失低減やケーブル細径化が期待される点。
・交流から直流へ切り替えることでサーバー側での交流・直流変換が不要になり、系統が簡素化される点。
・NVIDIAは交流配線器具が規格上60Aまたは100Aに制約があり、1000kW超の消費には不向きと指摘している点。
・サーバー向けには大容量のDC/DCコンバーター(100kW級)など新たな電力機器の開発が必要で、一部海外メーカーが開発を進めている点。
・UPSは原発1基分(約1GW)規模の消費と、GPU負荷による50%超の短周期変動に対応するため、これまでにない巨大で複雑な構成が要求される点。
まとめ:
AIデータセンターの設計は給電方式や電力機器の再構築と蓄電能力の強化が焦点になっています。電力網との調整や既存規格・部品の対応は課題として残っており、将来の採用は現時点では未定とされています。
