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猫と癒やしの研究は難しいかもしれない
要約
猫の日に合わせ、永澤巧助教への取材で猫と人の関係が整理されています。犬では触れ合いで飼い主と犬双方のオキシトシン増加が報告されますが、猫は実験環境を作りにくく結果が明確でないと伝えられています。飼育と長寿の関連も議論が続いています。
本文
犬や猫と暮らすことが「癒やし」と感じられる例は多いと紹介されています。特別養護老人ホームでの飼育例もあり、実際の現場での効果が注目されていることが背景です。麻布大学らの犬を対象にした研究では、触れ合いの場面で飼い主と犬双方の尿中オキシトシンが上昇することが報告されています。一方で、猫を対象に同様の実験環境を再現するのは難しいとされています。
報じられている点:
・犬と飼い主の触れ合いで双方の尿中オキシトシン濃度が上がる研究がある。
・猫は研究者の出入りや実験環境で隠れたりストレスを示す個体が多く、同様の実験が難しいとされる。
・猫に触れる刺激がオキシトシン分泌に関わる可能性や、日常的に声をかけられたりなでられたりする猫ほど尿中オキシトシン濃度が高いとの考察が示されている。
・2016年の大規模調査では、65歳以上で犬や猫を飼っている人の生存率が高いと報告され、「自分が世話をしている」という意識が関係している点が指摘されている。
・ペットの健康効果は生理面・心理面・社会面の三側面から検討する必要があり、因果関係が明確でないという指摘がある。
まとめ:
現時点では、犬では触れ合いとオキシトシンの関係が示された研究がある一方、猫については実験環境の制約で結果が明確になりにくいとされています。飼育と長寿の関連を示す報告もあるものの、因果関係の解明は続いており、関連する公式な追加発表や日程は現時点では未定です。
